ロジックの見直しと改善

自分にとって新しい分野のロジックを具現化するのは困難です。何故なら、自分の記憶にまだその分野の要素が十分にないからです。

そして、それを無理矢理具現化することは危険です。そのロジックの途中で事故する可能性が高く、結果に満足しないことがほとんどです。

そのために人間が備えている機能が、他人のロジックの評価と受け入れです。すなわち、新しい分野では自分の中を具現化すること無く、1要素の<ロジック>から始めれば良いことになります。

では、転職したり入社したりで、新しく営業職に就いた事を想像してみましょう。その場合に、「最高の営業」を求めるためのロジックの育て方お教えします。早速、ロジックを具現化してしまいます。

  • <ロジック:「最高の営業を求める」>

以上です。自分の中に要素が無い、もしくは少ない場合の<ロジック>はこれだけで良いのです。問題は<因>です。先輩や同僚から様々なインプットを受けていますが、単にそれを自分が重要だと思う順番に並べるだけです。

  • (全く重要では無い)<因:←「相手に応じた欲しい物を求める」←「相手の懐を求める」←「丁寧な挨拶を求める」←「お客の心を求める」←「頻繁な訪問を求める」←「足で稼ぐを求める」←>(かなり重要)

できました。次に、これを自分のロジックに入れてみます。

  1. <因:←「相手に応じた欲しい物を求める」←「相手の懐を求める」←「丁寧な挨拶を求める」←「お客の心を求める」←「頻繁な訪問を求める」←「足で稼ぐを求める」←>
  2. <ロジック:←「最高の営業を求める」←>
  3. <ーーーーー省略ーーーーー>
  4. <果:←「相手に応じた欲しいものを求める」←>

結果、自分のロジックでは最も重要ではなかった「最高の営業を求める」が<果>として出ていますが、現在の自分の営業成績を見ると芳しくありません。

ここで見直すべき点は2点です。

  1. 自分の<ロジック>に欠陥は無いか?
  2. 自分の<因>に欠陥は無いか?

必ずこの順番で見直して下さい。しかし、この場合全く新しい分野の<ロジック>は直しようがありません。そこで、見直すべき点は自動的に<因>となります。早速見直してみましょう。MAGMAロジックでの「見直し」は至って簡単です。その<因>を2つセットで「<因>と<ロジック>」として動かしてみるだけです。

  1. <因:←「相手に応じた欲しい物を求める」←「相手の懐を求める」←「丁寧な挨拶を求める」←「お客の心を求める」←「頻繁な訪問を求める」←「足で稼ぐを求める」←>
  2. <ロジック:←「相手に応じた欲しい物を求める」←「相手の懐を求める」←「丁寧な挨拶を求める」←「お客の心を求める」←「頻繁な訪問を求める」←「足で稼ぐを求める」←>
  3. <ーーーーー省略ーーーーー>
  4. <果:←「相手に応じた欲しい物を求める」←>

<果>までのプロセスは省略しますが、この<ロジック>を動かして行くと、必ず気になる点があります。

この場合、途中で「足で稼ぐを求める」と「頻繁な訪問を求める」に違和感を感じます。違和感を感じるという事は、自分のロジックにとって問題を引き起こしている事になります。

とにかくそれをまた同じく「見直し」してみます。

  1. <因:←「足で稼ぐを求める」←>
  2. <ロジック:←「足で稼ぐを求める」←>
  3. <ーーーーー省略ーーーーー>
  4. <果:←「足で稼ぐを求める」←>
  1. <因:←「頻繁な訪問を求める」←>
  2. <ロジック:←「頻繁な訪問を求める」←>
  3. <ーーーーー省略ーーーーー>
  4. <果:←「頻繁な訪問を求める」←>

この2つのロジックの課程と、含まれる要素のデータについて解析し、自分の満足が行くかどうかを確認するだけです。結果、<果>には希望が少なく、途中では納得が行かず、2つとも「不満足」であるという結果が出たとしましょう。

その2点は、もうあなたのロジックにとってバグを引き起こす欠陥要素意外の何物でもありませんので、バッサリと元のロジックから消してしまいます。

  1. <因:←「相手に応じた欲しい物を求める」←「相手の懐を求める」←「丁寧な挨拶を求める」←「お客の心を求める」←>
  2. <ロジック:←「最高の営業を求める」←>
  3. <ーーーーー省略ーーーーー>
  4. <果:←「相手に応じた欲しいものを求める」←>

そうすると、営業成績がグンと上がりました。必然的に入力する<因>も調整されて、欠陥要素が排除されています。その結果、<果>の結果に満足する事になりました。

これで、<ロジック>の掃除が終わりました。

<果>に満足したという事は、この<因>を<安心ロジック>や<計算式>として使えることになります。では、早速試しましょう。一旦出来た<安心ロジック>には、今度は目的である「最高の営業を求める」を入力し続けるだけです。

  1. <因:←「最高の営業を求める」←>
  2. <安心ロジック「最高の営業を求める」:←「相手に応じた欲しい物を求める」←「相手の懐を求める」←「丁寧な挨拶を求める」←「お客の心を求める」←>
  3. <果:←「最高の営業を求める」←>
  1. <計算式「最高の営業を求める」:→「相手に応じた欲しい物を求める」→「相手の懐を求める」→「丁寧な挨拶を求める」→「お客の心を求める」→>
  2. <果:→「相手に応じた欲しい物を求める」→>

完成しました。現時点で「最高の営業を求める」ための<安心ロジック>ができましたから、今後はこれを「最高の営業を求める」ための最良のロジックとして使えます。

その後、また営業成績に悩んだら、上で学んだように<ロジック>自体を精査して、その先入力する新しい<因>を精査する、という順番で繰り返すだけで、あなたの営業経験が記録に残り、自動的に営業成績が上がるロジックを育てることができます。

この手法は、仕事でのコツや企画書の改善等に限らず、趣味、生活の悩みなどあらゆる人生の経験において、自分の生きる効率を常に最大化する事ができます。

是非、皆様もお試し下さい。

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