このMAGMAメソッドの教育をビジネス化しようと考え、尊敬する経営者の方に相談したところ、再び返答がロジックで帰ってきました。
- <ロジック「成功するビジネスプラン」>
- 「修正」
- 「実行」
- 「計画」
- 「成功するビジネスプラン」
彼曰く、この4要素のみで原子性を損なわなわずに、その時点で成功に近いビジネスプランが必ず書けると言う事でした。
しかしこの理解にはしばし時間を要しました。ですが、いつものごとく彼の隠れたアドバイスの閃きを探せば、このロジックが本質を貫いていることが分かりました。
まず、このロジックを最初から計算式で見てみます。
- <計算式「成功するビジネスプラン」:「成功するビジネスプラン」→「計画」→「実行」→「修正」><果>
すると、こちらから見ると説明書になるはずですが、何故か逆にビジネスプランの作成手順であるロジックに見えてしまいます。つまり、ビジネスプラン作成の手順は、普通に頭で考えるのとは全く逆だったのです。
通常ロジカルに「計画」を実行してから「実行」し、「修正」してこそのビジネスプランであると考えられていたのが、先人の知恵では「修正」が<ロジック>の手順の一番最初、「計画」が一番最後に来るという事です。
よく考えれば当たり前です。頭にアイデアがあるのですから、その「修正」から始めねばビジネスプランを書き出せません。更には、実行した評価がなければ次の計画も立てられません。
もう一点疑問なのは、<ロジック>のタイトルである「成功するビジネスプラン」が、<ロジック>の要素としても最も重要でない物として入っている点です。
これは、教えて頂いた計算式をロジックとして動かした場合、その最後に自分が求める「成功するビジネスプラン」と最新の「計画」との誤差を見ねばならないという事で理にかなっています。こうする事によって、常に寸前にある届かぬ「成功するビジネスプラン」を追い続けて、それに近づこうとするモチベーションが保てます。
もう一点気になるのは、よくビジネスで言われるPDCA(計画、実行、評価、改善)にある「改善」がなく、単に「修正」となっている点です。ここの理由も実に奥深い物でした。
確かにおっしゃるとおりです。もし「修正」が1番目でなく、さらにこれが「改善」であれば、<ロジック>のサイクルが1<ロジック>内でループすることになり、いつまでも答えが出ません。
すなわち、何かを「改善」したいロジックには、「修正」を真っ先に動かさなければならない事がわかりました。そうせねば、ロジック内の時系列が矛盾して、不安を生むことになります。
ロジックの結果が出る前に、何が「善」かも分からぬままに、「善」を求める事など誰にも出来るはずが無いという事実です。それどころか、動く1つのロジック内では遡る事さえできないので、その途中で「良くしよう」とする事さえ混乱の原因となるということです。
要するに、「PDCAサイクル」自体が人間の本能的に見て、時系列とロジックの区切りがバラバラに矛盾してしまっており、読む人間が自然と混乱に陥るように出来ていたのです。
そこで気になって改めてPDCAのAを調べてみました。そうです、これは和訳が最悪でした。「ACTION」は「改善」では無く「修正」であるべきです。今まで混乱してきた人は、元の翻訳者を恨みましょう。あなたのせいで私のロジックがループしそうだった、と。
話を戻しますと、4要素をこの順番に並べるだけで、未来の結果が分かり得ない「改善」では無く、現在行うべき「修正」という要素が、あなたの<因>である最新版のビジネスプランを自動的に調整し続けて、その<ロジック>が止まった時にはビジネスプランが「改善されている」状況になっているという仕組みになっています。
<ロジック>の最初が自分のアイデアでは無く、その最初は「修正」というACTIONであり、そこに入れるべき物が<因>である「最新版のビジネスプラン」だったのです。
これはまさに、「アイデアの種」が「成功するビジネスプラン」になるまで自動的に動き続けるプログラムです。
<ロジック>は、その最初に持ってくる要素を勘違いするだけで、全く求める物が出てこない役立たずな考え方になってしまう事がわかりました。
あなたも、今後「改善」を求めたロジックの最初に持ってくるべきものは「改善」ではなく「修正」です。「改善」は結果としてだけ使い、それ以外の意味ではもう忘れてしまいましょう。
MAGMAメソッドが素晴らしいのは、このように成功や失敗、評価、改善、といった、人によって価値観や定義が違う事でも、人に物事の本筋をたった1行で伝えられる点です。
しかし、これはあくまでも効率よくビジネスプランを書くためのロジックであり、その内容の質は私次第です。今日から早速、ご指導頂いたロジックで自分の<因>を修正しながら、現時点で一番求める物に近い「成功するビジネスプラン」を作ってみたいと思います。
尊敬する経営者A様、誠にありがとうございました。