西武・そごうが公開した2020年のメッセージが、上から読むと「絶体絶命」、下から読むと「大逆転」の文章になってどちらから読んでも意味が通ると話題になっています。
すなわち、この文章には原子性があることになります。そして面白いことに、ここにある文章は11行で構成されています。これをMAGMA式の文章作成術の奥義にそのまま当てはめてみると、面白いことが分かります。
<ロジック版:「大逆転」>
- ⑩大逆転は、起こりうる。
- ①わたしは、その言葉を信じない。
- ⑤Aどうせ奇跡なんて起こらない。
- ⑥それでも人々は無責任に言うだろう。
- ⑧小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
- ⑨誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
- ⑦今こそ自分を貫くときだ。
- ⑤Bしかし、そんな考え方は馬鹿げている。
- ③勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
- ④わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
- ②土俵際、もはや絶体絶命。
すなわち、最後の⑤Aを省略して「結論」を出さぬように<ロジック>を表現している事になります。
次に、逆さにして<計算式>にしてみましょう。
<計算式版:「大逆転」>
- ②土俵際、もはや絶体絶命。
- ④わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
- ③勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
- ⑤Bしかし、そんな考え方は馬鹿げている。
- ⑦今こそ自分を貫くときだ。
- ⑨誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
- ⑧小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
- ⑥それでも人々は無責任に言うだろう。
- ⑤Aどうせ奇跡なんて起こらない。
- ①わたしは、その言葉を信じない。
- ⑩大逆転は、起こりうる。
こちらも、頭の⑤Aを省略して、計算式の一番未来を省略していることになります。
早速、元の重要性に並び替えてみましょう。
<要素一覧:「大逆転」>
- ⑩大逆転は、起こりうる。
- ⑨誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
- ⑧小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
- ⑦今こそ自分を貫くときだ。
- ⑥それでも人々は無責任に言うだろう。
- ⑤Aどうせ奇跡なんて起こらない。
- ⑤Bしかし、そんな考え方は馬鹿げている。
- ④わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
- ③勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
- ②土俵際、もはや絶体絶命。
- ①わたしは、その言葉を信じない。
そのままでも意味が通る、重要度の高い順にメッセージが並びました。ロジカルな方には、この順の方がメッセージがより明確に伝わることでしょう。
よって、必然的にこのメッセージのタイトルは、「タイトル=⑤A」+「サブタイトル=⑤B」である以下の通りとなります。
「タイトル」
- ⑤Aどうせ奇跡なんて起こらない。
- ⑤Bしかし、そんな考え方は馬鹿げている。
そこで、MAGMA理論が正しいかを確認するため、隠されていた結論⑤Aを追加した状態で2つの文章を見てみましょう。
<ロジック版:「大逆転」>
隠された⑤Aを足したバージョン
タイトル:「どうせ奇跡なんて起こらない ーしかし、そんな考え方は馬鹿げているー」
- ⑩大逆転は、起こりうる。
- ①わたしは、その言葉を信じない。
- ⑤Aどうせ奇跡なんて起こらない。
- ⑥それでも人々は無責任に言うだろう。
- ⑧小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
- ⑨誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
- ⑦今こそ自分を貫くときだ。
- ⑤Bしかし、そんな考え方は馬鹿げている。
- ③勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
- ④わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
- ②土俵際、もはや絶体絶命。
- ⑤Aどうせ奇跡なんて起こらない。
<計算式版:「大逆転」>
隠された⑤Aを足したバージョン
タイトル:「しかし、そんな考え方は馬鹿げている ーどうせ奇跡なんて起こらないー」
- ⑤Aどうせ奇跡なんて起こらない。
- ②土俵際、もはや絶体絶命。
- ④わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
- ③勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
- ⑤Bしかし、そんな考え方は馬鹿げている。
- ⑦今こそ自分を貫くときだ。
- ⑨誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
- ⑧小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
- ⑥それでも人々は無責任に言うだろう。
- ⑤Aどうせ奇跡なんて起こらない。
- ①わたしは、その言葉を信じない。
- ⑩大逆転は、起こりうる。
<計算式>では、当然の事「タイトル」と「サブタイトル」が逆さになってしまいますが、<ロジック>と併せて隠れた⑤Aを足した状態でも、どちらも正しく意味が通る文章になっていました。
最後に、この11項目に⑤Aを追加した状態でロジック構造に直してみましょう。
<ロジック「大逆転」>
- 複合要素:大逆転は、起こりうる。
- わたしは、その言葉を信じない。
- どうせ奇跡なんて起こらない。
- それでも人々は無責任に言うだろう。
- 複合要素:小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
- 誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
- 今こそ自分を貫くときだ。
- しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
- 複合要素:勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
- わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
- 土俵際、もはや絶体絶命。
- どうせ奇跡なんて起こらない。
ロジックに変換しても、しっかり複合要素として意味が通ることが分かります。
これで、この西武・そごうグループが公開した11行の文章は、原子性が保たれたままに書かれた素晴らしいメッセージであることが分かりました。
それと同時に、やはり私が編み出した文章作成術が正しいことがここでも証明されて新年早々喜んでおります。
このメッセージを書かれた方に是非お話をお伺いしたいものです。
もし皆様も10行から12行で、逆さから読んでも原子性が保たれている文章があれば是非ご紹介下さい。
ところで、新年明けましておめでとうございます。今年もMAGMAメソッドを何卒よろしくお願いいたします。